コラム

東京都のベビーシッター支援事業(1時間150円)が拡大されました

東京都は2018年から、保育園の0~2歳児クラスに相当する待機児童の保護者に対し、ベビーシッターを1時間あたり150円で利用できるようにするという支援事業をおこなっています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、子どもが通う保育園・小学校が臨時休園・休校になった場合にもこの制度を利用できるようになりました。

利用が可能かどうかは市区町村ごとに異なりますが、2020年5月2日に葛飾区、同月8日に中野区、武蔵野市、同月11日に渋谷区・港区がこの制度を利用した支援を行うことを発表しています。これから支援を発表する市区町村も多いと思われますし、港区のように、従来の待機児童対策としての本制度を導入していなかった区でも今回の支援が発表されていますので、お住まいの自治体の動きにご注目ください。

なお、本助成金は、従来の待機児童対策としての支援事業の場合と異なり、非課税となります。

以下では、臨時休園の場合の事業連携型支援について制度の概要をご説明します(利用約款はこちら)。市区町村バウチャー型支援の概要や臨時休校の場合については、東京都保健福祉局のウェブサイトから詳細をご覧ください。

また、市区町村によって細部が異なる場合がありますので、必ず市区町村の案内を確認しましょう。

利用対象者

保育所等(認可外保育施設も含む)の臨時休園による登園自粛要請を受けたが、仕事を休むことが困難であり、市区町村によって支援が必要と判断された児童の保護者

医療、交通、金融、社会福祉等の社会生活を維持する上で必要なサービスに従事している場合の他、在宅勤務の場合も個別事情を考慮した上で支援対象となりえます。

なお、保護者が休暇の場合は利用できません(保護者が体調不良によって欠勤する場合も含む)。また、保護者の産休・育休中も利用できません。

事業実施期間

2020年4月1日~同年6月30日

対象児童

臨時休園になっている保育所等(認可外保育施設も含む)に通う児童

※対象児童が体調不良の場合(37.5度以上の発熱がある場合を含む)は利用できません。

利用可能な事業者・事業内容等

利用可能な事業者

東京都の認定事業者一覧から選ぶ必要があります。

利用可能なサービス

対象児童の自宅における、対象児童の保育のみ(家事援助、兄弟姉妹の送迎、その他の付随サービスは一切含みません)

利用料金

1時間150円(税込み)

※入会金・キャンセル料・保険料等が別途必要になります(これらは原則、助成の対象外)。
※ベビーシッターの交通費については市区町村によって扱いの差が大きいようで、例えば葛飾区は「補助なし」、渋谷区や中野区は「児童一人あたり月額20,000円まで補助」、港区は「全額補助」となっているようです。

利用可能時間帯

月曜日~土曜日(祝日を除く)の午前7時~午後10時

利用時間の上限

対象児童1人につき、

  • 保育短時間認定(相当)の場合:1日8時間かつ月160時間
  • 保育標準時間認定(相当)の場合:1日11時間かつ月220時間

他の助成との併用

対象児童の保護者が雇用主から交付された「ベビーシッター派遣事業割引券」と本事業の助成券は、併用可能です。

その他の助成券、割引券等との併用は、各助成券等の利用規約等によります。

申請方法・必要書類

本事業を実施する市区町村のホームページに書類のひな形や申請先などが掲載されているはずですので、そちらをご確認ください。

ベビーシッターの利用に先駆けて、専用システムのアカウント発行を申請する必要がありますが、この手続きには10日ほどかかる場合があるため、お早めに手続きをされるとよいと思います。

法律相談について

個別に弁護士に相談したい方は、当法律事務所が提供する「オンライン法律相談」をご利用ください。ネットで予約し、オンラインで相談できます。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。