コラム

SNS等での「個人間融資」に注意しましょう

新型コロナウイルスの感染拡大によって生活に困窮する人も増える中、SNSなどには「融資します」「お金を貸します」などいった書き込みが増えてきています。借りたい人と貸したい人をつなぐためのネット掲示板なども存在します。

しかし、安易にこれらの書き込みをしたり、また、書き込みをしている人からお金を借りようとすることにはリスクがあります。金融庁も注意を呼びかけていますので、十分注意してください。

借りる側のリスク

SNS等を利用した個人間融資では、個人を装ったヤミ金融業者によって違法な高金利で貸付が行われたり、個人情報が悪用されたりして、犯罪被害やトラブルに巻き込まれる可能性があります。見返りに性行為を求めてきたりする事例も報告されています。

金銭面で先が見通せない不安はあるかと思いますが、個人間融資の利用については十分に注意してください。

上記の金融庁のウェブサイトには、相談窓口も記載されています。万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合には、速やかに各種相談窓口や弁護士に相談しましょう。

貸す側のリスク

お金に余裕がある人が、純粋な気持ちで「融資します」などの書き込みをしている場合もあると思います。

しかし、個人であっても、反復継続する意思で金銭の貸し付けを行うことは、貸金業法上の「貸金業」に該当し、国又は都道府県の登録を受けずに行うことはできません。

さらに、貸金業法では、貸金業の登録をしていない者が「貸金業を営む目的をもって、貸付けの契約の締結について勧誘をすること」は禁止されています。不特定多数が閲覧可能なSNS等を利用して「融資します」などと呼びかけることは、この規定に反する場合があります。

これらに違反した場合、罰則もありますのでご注意ください。

法律相談について

個別に弁護士に相談したい方は、当法律事務所が提供する「オンライン法律相談」をご利用ください。ネットで予約し、オンラインで相談できます。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。